放射性核種分析器 SAM940
放射性核種分析器 SAM940 の特徴
- 放射線の量と種類を分析・特定するための測定器
- 片手で操作可能なポータブル核種同定装置
- 核種同定、スペクトル測定、線量率測定、中性子線計数率測定が行えます
- 初心者でも簡単に核種の探索ができ、専門家レベルの核種同定が行えます
- 最大3*3インチNaI検出器を搭載で、複数核種混在環境下での同定が2,3秒で行えます。
- SDカードにスペクトルデータを10,000個まで保存可
- オプションで中性子線の測定にも対応
- 検出部が脱着でき、複数の検出部の選択使用が可能
- ダイヤルサーチモード、バーグラフサーチモード、スペクトルサーチモードでのグラフィック表示により 現在の線量や、トータルの計数率、線量率、代表的な核種ごとの計数などを一目で見ることができます。
SAM940 の仕様 (SAM940-2GN)
| 内蔵検出器 | 2×2インチNaI、1.5×1.5インチ LaBr、中性子用LiI検出器 |
| 分解能 | 7% @662keV (NaI)、2.8% @662keV (LaBr) |
| 線量率 | 0.1nSv/h~100μSv/h |
| エネルギー範囲 | 18keV~3.0MeV |
| スペクトル長 | 1024チャンネル |
| スペクトルメモリ | 10,000個スペクトルを本体(CFカード)に保存可能 |
| スタビリゼーション | NORMによる自動スタビリゼーション |
| アラーム | ビジュアル(スクリーン)、オーディオ(内部スピーカ) |
| キャリブレーション | K-40による自動エネルギーキャリブレーション |
| バッテリータイプ | 単3電池×8本 (充電タイプ可) |
| サイズ | 305×102×127mm(検出器含まず) |
| 重さ | 2.0kg (2×2インチNaI検出器。バッテリー含む) |
| 電源 | 単3電池×8本 (充電タイプ可) |
| 動作温度 | -20℃ ~ +50℃、操作時 |
| 外部接続 | イーサネット、CFリーダ(USB) |
| 製造メーカー | 米Berkeley Nucleonics社 |
| 付属品 | 日本語取扱説明書、ACアダプタ、専用ケース |
SAM940は放射能汚染原因の特定のための測定器
一般的なGM サーベイメータは、
γ線・α線・β線・X 線の総和を積算して、Cs137 相当として線量を算出し
全放射線量を積算するための測定器です。
従って、GM サーベイメータでは放射性物質の特定まではできないので、
放射線量の増加原因、汚染原因などを分析することまではできません。
放射線核種分析器 SAM940 では、搭載されているNaI(Tl)シンチュレーション検出器により、
放射線(γ線)のエネルギー分布を広範囲にわたって測定することができるので、
天然の放射線量が増加したのか、人工放射性物質(I-131,Cs-137 等)が増加したのかなどを特定することができます。
このことは、汚染原因を調査する重要な手がかり情報を提供し、その後の対応の決定に大きな役割を果たすことになります。
SAM940シリーズでは更にエネルギー判別能力を高めた、新結晶LaBr 検出器もあります。
より高分解能なLaBr 検出器によるスペクトル測定により、より多くの放射性物質の分析と特定をすることができます。
SAM940 はユーザの使用目的に応じて様々なデータ表示モードを用意した、N42.34 ANSI規格の新世代スペクトルサーベイメータです。
SAM940のキャリブレーションに関しては、Cs137 標準線源(日本アイソトープ協会製)により簡単に実施することもできます。
SAM940シリーズの商品ラインナップ
| モデル名 | サイズ・検出器 | 分解能 | 中性子線検出 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 940-2-G | 2x2 NaI | 7% | 不可 | お問合せ |
| 940-2-GN | 2x2 NaI, 6Lil | 7% | 可 | |
| 940-3-G | 3x3 NaI | 7% | 不可 | |
| 940-3-GN | 3x3 NaI, 6Lil | 7% | 可 | |
| 940-2-L | 1.5 x 1.5 LaBr | 2.8% | 不可 |

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