福島原発事故から約1年が経った。
放射線放出量は、事故時の約1000万分の1に減少した。
新たな食品汚染基準が文部科学省の放射線審議会で提示された。
「野菜類、穀類、肉・卵・魚などの一般食品を暫定規制値の1キロ当たり500ベクレルから100ベクレルに引き下げる」
この食品中の放射性物質の新基準値案について、農漁業を中心とする被災地復興面からは「厳しすぎる」との意見だが、
「放射能汚染」の恐怖に怯える消費者にとっては、「当然だ」という意見だ。
この新基準は平成24年4月から施行される予定だが、いつの間にか放射線に慣れてしまっている世間一般への警鐘になればいいと思っている。
既に福島原発事故での放射線汚染は広範囲に渡り、徐々に生態系に浸透しているのは間違いない事実だ。
しかも放射線の流出は続いて、時間の経過と共に累積されていることも隠しようがない事実だ。
拡散した放射物質は、風雨で地面に落ち、思いがけないところに条件によりホットスポットを作っている。
河に流れた放射線汚染は河口に蓄積され海に流れ出し、
プランクトン、小魚、魚から人間へと、食物連鎖で汚染サイクルができあがりつつある。
原発から流れ出た放射性物質がプランクトンに蓄積している事実があります。
いわき市沿岸3キロ付近で採取した動物性プランクトンを分析した結果、
放射性セシウムが1キログラム当たり669ベクレルの高い濃度で検出されています。
得たいの知れない汚染がじわじわと海へと拡散している様だ。
腹を据えて、除染や対策を実行していかなければならない。
